• 2024/02/07

    サービスラーニング

チャレンジャーズが守るまち尼崎

実践活動の目的

この活動には、二つの目標がある。一つ目は、多くの尼崎市民に自転車に乗る際にヘルメットを着用してもらうことである。そのうえで、兵庫県がヘルメットの購入を支援していることを知ってもらう必要がある。二つ目の目標は、チャレンジャーズを尼崎市民に知ってもらうことである。尼崎市にチャレンジャーズというチームが存在していることや、尼崎市と包括連携協定を結んでいることを知らない人がたくさんいる。そのため、この活動でできた成果物が一人でも多くの人の目に触れることができればこの目標は達成できると思う。

実践活動の概要

二度、尼崎市に足を運び生活安全課や協働推進課の方と打ち合わせをした。はじめからマナーについての動画を作ってほしいと提案されたわけではなく、尼崎市が抱える問題について私たちとチャレンジャーズと市で話し合った結果動画とポスターを作成することになった。マナーについて、「歩きたばこ・路上喫煙」「空き巣」「自転車ヘルメット」が挙げられた。兵庫県のキャンペーン期間に合わせて今回は、自転車ヘルメットについての動画を三者が協力して作り上げることになった。企画書や動画案を得私たちが二人で作成し、尼崎市やチャレンジャーズとの連絡は主に私自身で行った。ヘルメットや自転車、場所の確保などは尼崎市が行い、出演する選手はチャレンジャーズが集め、企画から撮影までスピード感をもって取り組んだ。動画は何度も修正の指示や提案があったため、時間がかかったが、良いものができた。制作した動画は、尼崎市の市役所内のサイネージ、キューズモールのスクリーン、尼崎市のYouTubeなどに掲載されている。https://www.youtube.com/watch?v=LUB5mCqDD74

また、チャレンジャーズのSNSや神戸新聞でも取り上げられる予定である。

実践活動での学び・発見

今までのチャレンジャーズの活動では、市役所などの第三者に連絡を取る必要がある場合、チャレンジャーズの副代表が代わりに連絡を取ってくださっていた。しかし、今回は自分自身で連絡を取る必要があった。そのため、メールでの文章の書き方やメールの仕組みについて、今まで以上に理解を深めることができた。尼崎市が関わっていたことで私が当初、想定していた規模よりも大きくなってしまい少し驚いた。この活動に参加したからこそ、チャレンジャーズがなぜ、尼崎市と包括連携協定を結んでいるのかを理解することができ、地域と連携することの大切さを学ぶことができた。

 

振り返りと次への準備

この活動では、わからないことがたくさんあった。チャレンジャーズの副代表から、わからないことは、素直に聞けば教えてくれる。という言葉をいただき、市役所の方にも大変親切にしていただいた。たくさんの協力があって実現したことであるため、各方面への感謝を忘れずに第2弾、第3弾とマナー動画の取り組みを引き続き頑張っていきたい。第一弾の活動として、1月27日のイベントの参加が決まったため、直接感想や意見を聞ける機会があることを期待したい。良い意見も悪い意見も次に繋げていきたいと思う。

(経営学部2年 横山綾子)

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