実践活動の目的
ハンドメイドの楽しさや手軽さを若い世代へ広めるため、またイロドリ社のレジンキットの販売拡大につなげるために実践活動を行う。
実践活動の概要
ハンドメイドの市場調査を行い、若者向けのハンドメイドスターターキットを企画する。その中で、①店舗調査②SNSなどでハンドメイドの流行等を調査する③消費者インタビューの3つのチームに分かれてそれぞれのチームでの調査結果を共有し、仮説を作る。その後企画書を作成するために根拠に基づいた提案をできるようアンケート案を作成し、その結果も取り入れつつ企画書を作り、イロドリ社の社長に提案する。
最終発表では、3チームそれぞれがこれまで試行錯誤しながら辿り着いた提案の成果を発揮することができた。チームのオリジナリティが際立った良い発表だったと思う。また、イロドリ社の方から発表のフィードバックやアドバイスを頂き、今後に生かしたいと思える実践活動になった。
実践活動での学び・発見
ハンドメイドに興味があり応募したが、レジンについて初めは無知だった。しかし、一度レジンアクセサリー作りを体験してみると、とても面白く、簡単でこれならいつでも気軽に作ることができると思った。初めてみないと良さがわからない、ハンドメイドに興味があっても実際に体験してみるというところまではすごく高い壁があるように感じた。この壁をなくしていくことが今回の実践活動をする意味なのかなと思った。
西口先生指導の下で今回の実践活動に取り組み、たくさんの学びや発見があった。あやふやに仮説や企画書を作成するのではなく、誰をターゲットとするのか、誰に伝えたいのかを明確にすること、根拠に基づいて説明することがとても大切だなと学んだ。
自分で作ったハンドメイドアクセサリーを身に着けることは、少し幸福感を得られるということが分かった。コロナ禍の今こそ、日々の暮らしに少しでも幸福だと思える瞬間をこのハンドメイドアクセサリーを作って身に着けるということが一番あっているなと思った。
振り返りと次への準備
企画書を作成するためにまず仮説を立てることや発表は相手に伝えること、企画書を作成するうえで重要なポイントや流れなど、この実践活動を通して将来に役に立つようなことばかり学ぶことができた。疑問や調査する内容は深く掘っていくこと方が次につながるきっかけやチャンスになる。これからの活動でも、これらのことを忘れずに、常に挑戦し続け、困難にぶつかったときには今いる場所を見つめ直し、客観的にとらえていけるようにしたい。またその中でクリエイティビティも忘れずに取り組んでいきたい。
(経営学科2年杉本梨奈)