• 2021/05/06

    インターンシップ

KOBE“にさんがろく”PROJECT -ノーギョ・ギョギョ・ギョギョ―ラボラトリーズ-

実践活動の目的

野菜・果物・花・肉・魚・海苔など神戸市では、温暖な気候と豊かな自然のもと、たくさんの農産物が生産されている。これらの神戸産農水産物の魅力を多くの方に知っていただくために、神戸産農水産物を素材として、若者のアイデアと企業のノウハウを活用した新たな「ものづくり」と、若者と企業と農漁業者の連携・交流を促進する新たな「ネットワークづくり」を進めるための活動。

実践活動の概要

まず、8月に垂水漁港へ視察に行き、夕方に行われる一般客への魚の販売・水槽・船を見学させていただいた。そこで漁港の人に話を伺い、漁船の種類や垂水漁港ではどの種類の魚が取れるのかといった話を聞かせていただいた。また、9月に駒ヶ林漁港へ視察に行き、朝市やせりの見学をさせていただいた。その後ミーティングを行い、複数の漁港関係者の方からこのプロジェクトを通してより多くの若い方に市場に参加してもらいたいと伺った。

以上二つのことから、より多くの人に漁港を知っていただけるように、11月29日に行われる「海と、魚と、」のイベントでタッチプールを設営した。タッチプールにはエビ・ヒトデ・ヒラメなど複数の種類の生き物を設置した。また、参加していただいた方がタッチした魚の名前や特徴が一目でわかるよう、プラスチックの板に魚の名前・特徴・イラストを描いたものを設置した。イベント終了後、参加者の方にどの魚が一番興味を持ったのかを投票していただき、記念品として作成したシールをプレゼントした。当日は小さな子供だけではなく、大人の方にも楽しんでいただけるものとなった。また、これまでの見学やイベントを通して、購入した魚の持ち帰りが大変であると気づいた。そこでミーティングを行い、魚専用の持ち帰りカバンがあればより気軽に、多くの方に漁港に来ていただけるのではないかという結論になった。制作するにあったて、どのような材料を使い、コストはどれほどにするのかといった内容についてミーティングを重ね、白地のビニールにオレンジの紐と金具を組み合わせた使い捨てができるカバンが完成した。制作したカバンは3月28日に実演販売が行われた。

振り返りと次への準備

今回のプロジェクトに参加させていただき、滅多にできないような経験をさせていただいた。また、漁港についてだけではなく、イベント設営についてなど多くのことを学んだ。次の実践活動でも多くのことを教わりながら学んでいきたい。

(経営学科2年 川原 咲良 ※活動は1年生時)

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