推薦獲得のため、高1から日々の勉強を頑張った
―武庫川女子大学の経営学部を受験しようと思った理由を教えてください。
武庫川女子大学のことはもちろん知っていました。大学を選ぶとなった時に、英語を学ぶための海外留学に行きたいとか、看護の仕事に就きたいというような、大学でやりたいことや就職したいジャンルがまだ見えない状態だったんです。だから将来の選択肢を広くするためにも、さまざまな事柄を学べそうな経営系や経済系の学部で学ぼうと考えました。
―多くの大学の中から武庫川女子大学を選んだ理由を教えてください。
指定校推薦で武庫川女子大学に入学したのですが、高校生時代から絶対に推薦で大学進学したいと考えていました。やはり早く受験を終わりたいという想いがあって(笑)。特に指定校推薦は入学試験がなく、面接と高校時代の成績で合否が決まるんです。そのことを高校受験の時に通っていた塾の先生から教えてもらっていたので、高校1年の時から指定校推薦が取れるように日々の勉強を頑張っていました。しかし、最終的に武庫川女子大学の経営学部を受験しようと思った一番の理由は、新設の学部だったから。新設の学部なら校舎も新しいのですべてがきれいだろうし、最新の設備が使えると考えました。
グループ議論で答えを導き出す難しさを学ぶ
―実際に武庫川女子大学経営学部に入学してみていかがですか。
校舎は入学前に思っていた通りで、通いたいと思わせてくれるオシャレな校舎です。新しくてキレイな校舎で学ぶのはやはり嬉しいし楽しい。ホームページや学校案内で見た時、「校舎内の吹き抜けが良い感じ」と思っていたのですが、初めて大学に来て見た時、本当に良い感じでした。
―入学後の学びで印象に残っていることを教えてください。
3年生ですが、ゼミが始まったばかりなので、1年、2年の時に参加した実践学習が印象に残っています。特に、幼い頃に訪れていたキッザニア甲子園での実践学習は印象に残っています。何も考えずに純粋に楽しんでいた施設も、実際にキッザニアで働くことで、とても緻密な設計やコンセプトに則った運営であることを体感して、新しい気づきがありました。
―ゼミではどんなことを学んでいますか。
社会心理学を学ぶゼミに所属しています。ゼミ自体がまだスタートしたばかりなので、ゲーム感覚で答えを導き出すグループワークなどに取り組んでいます。グループのメンバーと議論を重ねながら答えを導き出せた時、そしてそれが正解だった時はとても達成感があります。
―まだゼミが始まって間もないとのことですが、気づきや学びはありますか。
グループで議論してひとつの答えを導き出す大変さは、高校時代にはなかなか感じることがありませんでした。一番の学びは、人の意見を聞く大切さです。グループでの議論を進める中で自分にはない意見を聞いた時は、いつも感心しています。
将来に向けて少しずつ準備中
―大学生活でやってみたいことややっておかないと、と思っていることはありますか。
実は今、少しずつ資格取得に取り組み始めていて、MOSのExcelと簿記3級を取得しました。今はMOSのWordを勉強しています。友達が多くの資格を取得していて興味を持ったタイミングで、大学から講座の募集告知が来たんです。それで「ちょっとやってみようかな」って。1年生の時は絶対にやらないと思っていましたが、実践学習でお会いした企業担当者さんから「資格は取っておいた方が良いよ」とアドバイスをいただいて取り組む気になりました。
―将来の目標はありますか。
実はまだ明確に目標が定まっているわけではなくて…。化粧品が好きなので、化粧品関連の企業に興味があります。あと子どもが好きなので、子どもに関わる事業に取り組む企業にも興味があります。就職活動のことを考えて業界動向などを調べるのはこれからです。
―最後に、武庫川女子大学経営学部に興味がある高校生にメッセージをお願いします。
校舎内にあるオープンスペースでの授業は、高校生時代の授業とは全然違う新鮮な感覚だと思います。あと、座学の授業ばかりじゃなく、社会と関わりながら取り組む実践学習のような授業もあって変化に富んでいます。設備も最新のものが充実していますし、授業の合間に屋上のガーデンでランチを食べたりできるので、大学内で友達と過ごす時間も楽しいですよ。
3年生(2023.7取材)A.T(出身校:神戸市立葺合高等学校)