• 2023/12/11

    R.T

マーケティングを学びたくて経営学部を選びました

ダンス留学?4年制大学?

−−武庫川女子大学の経営学部を受験しようと思った理由を教えてください。

実は高校で進路相談を受けていた頃は、卒業したらダンス留学したいと考えていました。その理由は、小学生の頃からHIPHOPやK−POPといったダンスに取り組んでいて、韓国のドラマやアイドルが大好きだったから。2年間を短大で過ごして残りの2年はダンスと語学の勉強を兼ねた韓国留学に行きたいな…なんて考えていたんです。そこで、自宅から通える短大を探していて武庫川女子大学短期大学部を知り、オープンキャンパスに参加して受験を決めました。また、オープンキャンパスで2020年経営学部が新設されると知り、マーケティングを学びたい!と考え、1期生での入学にも魅力を感じました。武庫川女子大学の公募推薦入試は一度の受験で複数学部を受験できるので、短大の心理・人間関係学科と4年制の経営学部に出願しました。

−−受験勉強はどのような形で取り組みましたか。

高校3年生になってから、予備校講師の経験を持つ高校の先生に現代文と日本史をサポートしてもらい入試の準備を進めました。本気で受験勉強を始めたのは高3になってからだったので、鬼勉強しましたよ(笑)

−−4年制の武庫川女子大学の経営学部を選んだ理由を教えてください。

結果的に、武庫川女子大学は短大と4年制の両方に合格したのですが、どちらかを選ぶ段階になって迷いました。そもそも経営学部に出願したのも、子どもの頃からテレビや雑誌で「○○が人気!」と知ると、すぐその流行りものに乗っかるタイプで、その行動にマーケティングが関わっているらしい、と分かったからなんです。それでマーケティングを学べる環境がある、4年制の経営学部を選びました。

実践を通じてマーケティングを勉強中

−−入学後、特に力を入れて学んでいることはありますか。

積極的にマーケティングの講義を履修して、ゼミもマーケティングを専門とする高橋先生のゼミで学んでいます。カフェが好きなので、実践学習では大手カフェチェーンのプロジェクトを選びました。そこで気づいたのは、私はカフェやファッション、ダンス、韓国のアイドルなどに興味があるのですが、そうした「好きなもの」を楽しむための行動や経験など、すべてがマーケティングの勉強に活かせるということ。ただ、マーケティングを学ぶにつれてトレンドに「乗っていた」つもりが、実は「乗せられていた」ことにも気づきましたが(笑)

−−ゼミはいかがですか。

マーケティングについて学ぶ高橋先生のゼミに所属していて、ゼミでは「Z世代リサーチプロジェクト」に参加し、Z世代の学生視点からZ世代の若者の行動や思考の調査・考察に取り組んでいます。また、ゼミの仲間と学生向けビジネスコンテスト「Sカレ」に参加して賞を獲得しました。春日井製菓さまの「花のくちづけ」というキャンディをどうすればもっと若者に人気のあるキャンディにできるかというテーマで取り組みました。「恋花ガチャ」という巨大なガチャを使ったPRイベントを企画し実現できました。ゼミにはとても意欲的なメンバーが多く女子大としての強みを活かした活動もできていると感じています。お互いに高め合える仲間に出会えたことが嬉しいです。

−−どんな内容か教えてください。

恋と花をテーマとしたキャンディやアイテムを大きなカプセルに詰めて、巨大ガチャをショッピングセンターに設置し、来場者の皆さまに楽しんでいただく企画です。コンテストに参加する段階で、仲間と協力しながらコンセプトづくり、市場調査などを経て提案内容を作り込んでいきました。賞を獲得して提案を実現できると決まったあとは、カプセルに入れるキャンディのパッケージデザインを考えたり、春日井製菓さまと打ち合わせたり、それ以外のアイテムを手配したり、ガチャの機械をレンタルするための打ち合わせや価格交渉を自分たちで行ったりしました。全部大変だったんですが(笑)、仲間と協力して物事を進める楽しさや難しさ、コミュニケーションの大切さ、さらには協力してくれる方々への感謝など、さまざまな学びや気づきを得ました。私自身のゼミ活動の集大成として日本マーケティング学会でのポスター発表にも参加し、貴重な経験になりました。

自分のアイデアを詰め込んだカフェをプロデュースしたい

−−将来の目標はありますか。

自分が好きなこと、興味があることを仕事にしたいと考えながら就職活動に取り組みました。おかげさまで、カフェやレストランをはじめとしたさまざまな施設のブランディングやプロデュース、運営を行う会社への就職が決まりました。カフェ巡りやファッション、流行りものが好きな私が、自分らしく働けるんじゃないかと考えています。将来は、武庫女で学んだ女性視点のマーケティングの知識や経験を生かしながらキャリアを重ねるのはもちろん、自分のアイデアを具現化したカフェやレストランの空間プロデュースをしたいですね。

−−最後に、武庫川女子大学経営学部に興味がある高校生にメッセージをお願いします。

武庫川女子大学は、どの学部の学生もみんな良い意味で真面目。やる気を見せて積極的に行動すれば、助けたり引っ張ってくれる先生や先輩がたくさんいます。経営学部はプレゼンテーションや発表、ディスカッションする機会が多く、人前でのパフォーマンスや自分の意見を伝えるスキルを身につけることもできます。社会人になると、そうした機会が案外多いことも、実践学習などを通じて知りました。4年間の学生生活で新しい視点からの学びを通してたくさんの方々と出会い、さまざまな挑戦ができることが経営学部の大きな魅力です。

4年生(2023.11取材)R.T(出身校:伊丹市立伊丹高等学校)

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