被災地復興における農村版心理的資本と未来志向の関連
－令和6年能登半島地震被災地の調査結果から－
藤井 善仁（武庫川女子大学）・川澄 厚志（金沢大学）
日本都市計画学会「都市計画論文集」
2025年60巻3号 p.1750-1757
公開日:2025/10/25
キーワード: 心理的資本, 創造的復興, レジリエンス, 未来志向
本研究は，令和6年能登半島地震の被災地（輪島市）において，被災約半年後に実施した調査により，被災者の心理的資本（希望・効力感・レジリエンス・楽観性）と地域の将来への展望との関連を検討したものです．調査の結果，特に楽観性と効力感が未来志向と関連する可能性が示唆され，物的復興に加え，心理的支援の視点も考慮することの意義について考察しています．
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