2020年4月に武庫川女子大学では経営学部を新設いたしました。この開設にあわせて企画を進めておりました記念講演はコロナ禍により中止を余儀なくされましたが、今回10月28日オンラインにて実施することができることとなりました。関係の皆様にもオンデマンド形式(お好きな時間帯にインターネット上で視聴する方式)で公開いたします。(現在は受付を締め切っております)
経営学部は開設の理念としてに人生100年時代の「しなやかなキャリア」の実現を掲げています。今回の講演はまさにこの理念を実現されている方である若宮正子さまにお願いすることとしました。
しなやかなキャリア形成とは「どのような時代にあっても、世界のどこにいても、何歳であっても、たとえそのとき逆境にあったとしても、自らの暮らしをその環境にあわせて再構築し、そのために必要となる知識や技能を獲得できること。また、協力してくれる人との関係を構築する能力と意欲を持ち続けることができ、人々を巻き込みながら、自らも巻き込まれることを恐れず、自らをマネジメントする能力と意欲を持ち続けること」のできる人材のことであり、以下のご紹介の通り、若宮さまはこのような生き方を身をもって示してくださっています。
今回は「新しい時代をどう生きていくべきか」というテーマでウイズ・アフターコロナ時代の生き方についてお話をいただきます。
■申込方法と視聴方法について
申込締切:11月30日までで申込を締め切りました。
視聴期間:視聴リンクを受け取っている方は、12月31日までの間、視聴いただけます。
視聴方法:インターネット上に講演動画をアップし、その視聴リンクを11月上旬よりメールにてお送りします。(お申し込み頂いてから3営業日程度)そのリンクに、スマホやパソコンでアクセスし視聴して下さい。
若宮正子さまの略歴
1935年生まれの85歳。
高校卒業後、銀行に就職。銀行を定年退職後にパソコンを購入しインターネット普及前のパソコン通信で「メロウ倶楽部」に参加,現在メロウ倶楽部副長を務める。そのパソコンを活用して「エクセルアート」を考案し、2016年夏には高齢者向けのiPhone用ゲームアプリ「hinadan」を開発。このような活動が知られるようになり、アップルCEOのティム・クックからWorldwide Developers Conference2017に招待され「世界最高齢のアプリ開発者」と紹介された。このときにはすでに80歳を超えていた。
さらに、2017年9月安倍首相主宰の内閣府「人生100年時代構想会議」にも82歳の最年長メンバー有識者議員として参加。2018年2月の国連総会では、高齢化社会とデジタル技術の活用をテーマに基調講演を行った。
講演活動や世界各国への旅行を続けるかたわらで、テレビ朝日系列「徹子の部屋」などメディアにも多く出演、残念ながら実施されなかったが東京オリンピックの聖火ランナーにも選定された。
管内閣では目玉政策となっている「デジタル改革関連法案ワーキンググループ」の構成員を内閣官房情報通信技術総合戦略室より委嘱され活動されている。
現在
NPOブロードバンドスクール協会 理事
メロウ倶楽部 副会長
熱中小学校教諭
著書:「独学のすすめ」、「老いてこそデジタルを。」他。