自分が望む未来は自分で創れる
6月12日にオンラインイベント『未知なるセカイと出会う! KMカフェ』に参加しました。
『KMカフェ』とは、実社会において自分のやりたいことで活躍している社会人の方にゲストとして来ていただいて話をうかがうイベントです。
第2回は、キッズ向けのジャズダンススクール『KDTダンスファクトリー』代表の北内貴子さん。北内さんは武庫川女子大学の卒業生(2012年卒業)ということで親近感を感じました。
まずはじめは、北内さんの自己紹介や仕事内容の紹介からスタート。起業までの流れやダンスとの関わりを高校生時代、大学生時代、会社員時代に分けて説明してくれました。自らを「ダンスが好きすぎて仕事にしてしまった」と語るほど、子どもの頃からダンス好きだったそうです。
高校時代は先生に反対されながらも自分でダンス部を立ち上げ、大学時代はアメリカ留学中に留学先の大学でダンスパーティーを主催するなどアクティブだった北内さん。『自分が望む未来を自分の行動で創る』ことを経験して、これが自分の『強み』だと気づいたそうです。自分なら行動できたかと考えたら、やり切った北内さんのすごさを改めて感じました。しかも大学生の時、すでに『ダンススクールを立ち上げる』と決めていたという話にはビックリしました。
さらに、大学卒業後すぐ起業せずに就職したのは、資金を貯めるためと社会人の基礎的な知識を身につける場が必要だと考えてのことだと聞き、勢いだけじゃ起業は成功しない、とも感じました。
起業した今、私たち学生に伝えたいこととして「挑戦して自分だけの『好き』に出逢って」という言葉をいただきました。小さなことでも良いから、まだ自分がやったことがないことに挑戦してほしい、と。「世の中にはやってみようと思う人はたくさんいるけど、実際にやる人はほとんどいない。挑戦の数だけ自分の魅力、強みに気づくことができます」という北内さんの言葉にハッとしました。
起業には『決意』じゃなく『決断』が重要
北内さんの話が終わると、質問項目を集めるとともに、参加者が小グループに分かれて感想を話し合いました。そして、進行役の時任さんが集まった質問項目の中からいくつかを北内さんに質問しました。
特に印象に残っているのは起業に関する内容です。「起業をどう進めましたか?」という質問に「やり方よりも最初が大事」と北内さん。最初に決めたのはダンススクールの立ち上げ日で、夢を叶えるために日を先に決め、逆算して取り組んだそうです。「決意じゃなくて決断することが大事」という言葉が印象に残りました。
また、「仕事と趣味の境目がなくなるのでは?」という質問に、起業直後はずっと仕事モードだったものの、自分が倒れたらレッスンができないので健康を守ることが自分の一番大切な仕事だと意識するようになったそう。起業の本当の大変さを感じました。
「ダンススクールを周囲の人を幸せにするプラットフォームにしたい」と話す北内さんを見て、私も小さなことからでもいいから挑戦していきたいと思いました。
そして私も『好き』を仕事にできるよう努力して活発に行動していこうと思います。