今回の韓国・釜山へのゼミ旅行を通して、実際に現地を訪れることで、日本にいるだけでは気づくことのできない韓国の文化や観光、生活の違いを知ることができました。旅行前から韓国には興味がありましたが、実際に街を歩き、人々の生活やお店の雰囲気を見ることで、より身近な国として感じられるようになりました。
特に印象に残ったのは、釜山の街づくりや観光の特徴です。甘川文化村では、もともとの住宅地を活かしながら、カラフルな建物やアート作品、写真を撮りたくなるスポットなどを取り入れることで、多くの観光客が訪れる場所になっていました。ただ新しい観光施設を作るのではなく、その地域がもともと持っている特徴を活かして観光地として発展させているところが印象的でした。日本でも古い建物や町並みをリノベーションして観光資源として活用している地域がありますが、韓国でも地域の魅力を残しながら新しい価値を生み出していることが分かりました。
また、釜山ではカフェの多さにも驚きました。おしゃれな内装や景色、写真映えするメニューなど、それぞれのお店に特徴があり、飲食をする場所というだけでなく、その空間自体を楽しむことが一つの目的になっているように感じました。特に若い世代や観光客にとっては、SNSに投稿したくなるような空間づくりも、お店を選ぶ大きな理由になっているのではないかと思いました。マーケティングを学んでいる自分にとっても興味深く、商品そのものだけではなく、空間や体験まで含めて価値を作ることの大切さを実感しました。



さらに、今回の旅行では釜山外国語大学の学生と交流する機会があり、とても楽しい時間を過ごすことができました。最初は言葉の違いもあり少し緊張しましたが、実際に話してみると想像していた以上に自然に会話することができ、笑い合ったり、一緒に過ごしたりする中で距離が縮まったことが嬉しかったです。大学生活や食べ物、普段の過ごし方などについて話すことで、観光だけでは知ることのできない韓国の学生の日常にも触れることができました。文化や言葉が違っても、実際に関わることで共通点を見つけられたり、相手のことをより身近に感じられたりすることを実感しました。今回の交流は、韓国について学ぶという面だけでなく、人とのつながりという意味でも特に心に残る経験になりました。

また、食文化や日常生活の中にも日本との違いが多くありました。飲食店では小皿料理が多く出てきたり、コンビニやお店では日本とは異なる商品や販売方法が見られたりと、普段自分が当たり前だと思っていたことが、国によって大きく異なることに気づきました。その一方で、日本の商品や言葉を街中で目にすることもあり、日本と韓国の距離の近さも感じました。
今回のゼミ旅行では、観光を楽しむだけではなく、実際に自分の目で見て、文化や消費行動、街づくりについて考えることができました。また、釜山外国語大学の学生との交流を通して、現地の人と直接関わるからこそ得られる学びや楽しさも感じることができました。授業で知識として学ぶだけでは分からないことを、現地で体験できたことが一番大きな学びだったと思います。これからは旅行に行く際にも、ただ「楽しい」「おいしい」で終わらせるのではなく、なぜこの場所に人が集まるのか、どのような工夫がされているのかという視点を持って見ていきたいです。今回得た経験を、今後のゼミ活動や商品企画、マーケティングの学びにも活かしていきたいと思います。 (3年 高橋 晴)


