• 2025/09/21

    ゼミ・プロジェクト

富士山を眺めながら2泊3日のゼミ合宿(山下ゼミ)

◎ 合宿の概要
山下紗矢佳ゼミでは、9月8日~10日の2泊3日で静岡県富士宮市にてゼミ合宿を行いました。今回の合宿は、①企画を立てて実行する力を身につけること、②ゼミメンバー同士の結束を強めること、③地域の魅力に触れながら学びを深めること、の3点を目的としました。幹事だけでなく全員に役割を割り当て、協力しながら運営を行ったことで、一人ひとりが主体的に参加できました。

◎ 1日目:富士山の存在感と仲間との交流
出発直後に電車の遅延があり、一部メンバーが合流できない時間もありました。計画通りに進まない場面でしたが、合流できたときの安心感や協力の大切さを改めて感じました。
富士宮に到着後は「お宮横丁」で富士宮焼きそばを食べ、浅間大社や世界遺産センターを訪れました。特に世界遺産センターの登山疑似体験展示は印象的で、富士山の雄大さを実感することができました。夜はコテージでBBQを行い、非日常の空間で普段の授業中には話せないことまで語り合うことができ、初日から仲間との絆が深まったと感じました。

◎ 2日目:自然の魅力と協力の体験
2日目は白糸の滝を訪れ、夏でも涼しい空気や自然の力強さを体感しました。夜の夕食では静岡おでんや駿河湾の魚介を味わい、食を通じて地域の豊かさを楽しみました。

食事の際、隣の席の女性から「どういうグループなの?」と声をかけられ、ゼミ合宿で来ていることを伝えると、「言動がしっかりしていて素晴らしい」とお褒めの言葉をいただきました。私たちは普段通りに過ごしているつもりでも、それが評価されることに気づき、誇らしい気持ちになりました。将来、自分たちもそのように人に前向きな言葉をかけられる人間になりたいと思いました。
夜は学生企画のレクリエーションを通じて振り返りを行い、一体感がさらに高まりました。花火では火を分け合いながら取り組み、協力する楽しさを実感しました。
また、後期の授業に向けて、株式会社フロンティアホールディングスさまとの産学連携プロジェクトの活動計画を立てる時間もありました。「注文住宅事業チーム」「スポーツ大会チーム」「投資信託勉強会チーム」と活動内容はそれぞれに異なりますが、学生視点の価値をビジネスに還元するという視点は共通しています。施策の数値的効果測定と分析による効果検証、再現性のあるマニュアル作成、潜在顧客の獲得を含めた将来利益の創出をゴールとして、共通の目標に向けて意欲を高めることができました。

 

◎ 3日目:体験活動と地域の人とのふれあい
最終日は「まかいの牧場」で体験活動をしました。クッキーやアイス作りでは、グループで協力しながら取り組むことで達成感を得られました。動物とのふれあいも癒しの時間となり、自然や人との関わりを楽しむことができました。帰りは運転手の方から富士山の伝承についてのお話を聞き、地域文化に触れる機会にもなりました。
帰路の電車内では、合宿の振り返りや学祭に向けた打ち合わせを行うなど、それぞれが主体的に時間を活用していました。今回の合宿を通じて、自ら考え行動する力が少しずつ身についてきたと感じました。

◎ まとめ
今回の合宿を通じて、役割分担をしながら協力することの重要性を実感しました。また、天候や交通トラブルといった予期しない出来事にも対応する必要があり、柔軟さや協調性の大切さを学びました。幹事の立場からは、計画を立てて進めることの難しさと同時に、時間管理や報連相の重要性を改めて意識しました。さらに、先生との面談ではキャリアについて考える機会も得られ、自分自身を見つめ直す時間にもなりました。
この合宿は、仲間との協力と自己成長の両方を実感できる、非常に有意義な3日間となりました。

(3年 傍島希美、馬淵涼加、若松来珠、佐々木こと美)

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