• 2025/07/17

    ゼミ・プロジェクト

<藤井 善仁ゼミ>域学連携プロジェクト「たんば大学」と地域の持続可能性

<藤井ゼミの特徴>

私たちが所属する藤井ゼミでは「女性」と「若者」をキーワードとして注目し、15人で活動しています。藤井ゼミで重視する3つのポイントは、「就活支援」、「研究」、「人とのつながり」です。

ゼミの特徴は「失敗」が許される学びの場であり、人とのつながりを意識しながら、色んな事に「挑戦」し、自分が納得する形、それは自己満足でもいいので何かを「やり切る」ということを大切にしながら、15人のみんなでワイワイ活動していきます!

<研究テーマ>

研究テーマは、女性の社会参画を阻害する要因や若者が地域に定着する規定要因など、ゼミ生が関心がある地域課題であれば、どのようなものでも研究対象となります。例えば、「女性」に注目した研究テーマで明らかにしたいことは、意識決定権をもつ女性リーダーの存在が過疎地域の持続可能性に与える影響にはどのようなものがあるのかです。また、「若者」に注目した研究テーマで明らかにしたいことは、どうしたら、地元を転出した若者たちが地域に定着してくれるのか、その定住、定着意向などです。

<たんば大学とは>

私たち藤井ゼミは、5月19日(月)午後2時より、丹波市市役所本庁舎にて「たんば大学」プロジェクトの概要説明および今後の展開についての定例記者会に参加致しました。丹波市に大学はないので、「たんば大学」とはいわゆる仮想的な大学となります。

私たちのゼミでは、座学で学ぶ地域課題よりも、「答えは地域にある」という発想で、地域課題を現場の関係者(地元の自治会関係者や農業関係者、行政関係者の方々など)から直接、インプットしてもらうことを特徴としています。「現場」視点で現状を把握し、地域活性化につながる取り組みを共創していくというコンセプトのもと、地域交流を行う仮想的な大学を「たんば大学」と名付けています。

記者会では、藤井先生から過疎地域における高校生の地域定着意向の規定要因や、シビックプライドにもとづく「関係定着人口」形成の検討などについての説明がありました。この内容は、過疎地域における高校生の地域定住意向と定着意向を区別して分析し、それぞれの規定要因を検討することを目的としているものです。

「たんば大学」の説明の後、記者の方々から、藤井先生に対し、多くの質問がありました。質問が多かったため、記者の方々や丹波市役所本庁舎の方々にも、関心を持ってもらえたと感じました。記者会見終了後には、丹波市の林時彦市長とお写真を撮らせて頂きました。とても気さくで素敵な市長でした!

現在、柏原高等学校の地域科学探究科2年生の探究学習(「丹BALII」)を通じて、丹波市の高校生とも交流をしています。今後も「たんば大学」を通じて、丹波市の様々な方との地域交流を通じ、地域の持続可能性を検討していきたいと考えています。

藤井ゼミのインスタでは、「若者」と「女性」を中心に地域で活動している姿を発信しています!また、ゼミでの活動を通じて、若者が地域に定着する規定要因や女性の社会参画を阻害する要因に着目して、女性の視点から考え、現状の課題を解決できるよう、皆で活動している姿を発信することで、少しでも多くの方々に地域課題や「若者」と「女性」への関心を持って頂けると思います。ぜひ、フォローしてください!

経営学部3年:西村 芽留

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