山下紗矢佳ゼミでは毎年、大阪商業大学の池田ゼミと合同ゼミをおこなっています。ゼミの共通テーマである、中小企業の視察や地域調査等のフィールドワークの活動報告をおこない交流をしています。

今回は、武庫川女子大学山下ゼミの3年生から9名、大阪商業大学池田ゼミの2年生・3年生から21名、総勢30名の学生が参加しました。

当日は、複数のチームに分かれてお菓子やジュースを囲みながら、ゲームを通してアイスブレイクを行いました。その後、各ゼミの紹介、活動についての発表を行いました。各発表の後に、質疑応答の時間を設け、お互いの研究内容についてより理解を深めることができ、学びが増えました。

また、最後には交流会の時間が設けられており、学年やチームに関係なく自由に交流し、非常に楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました。

● 合同ゼミで学んだこと
初めての合同ゼミであり、これまで私たちの活動を他のゼミと共有する機会は今回が初めてでした。そのため、私たちが日頃どのような活動を行っているのかを改めて整理し、俯瞰的な視点で捉え直す良い機会になりました。

発表に向けて、私たちの取り組みを分かりやすく伝えることを意識しながら準備を進め、どのように表現すれば大阪商業大学の方々にも興味を持ってもらえるのかを工夫しました。

また、大阪商業大学の方の活動報告を聞き、地域イベント参入、商品PR活動、SNS活用方法など私たちの活動と似ている点、相違点をそれぞれ見つけることが出来ました。私たちにはなかったアプローチや工夫に気づくことができました。

さらに、活動報告後の質疑応答では、疑問に思ったことをすぐに質問できる場があり、活発な意見交換ができました。質問を受けた際には、分かりやすく伝えることを意識しながら即座に返答する必要があり、対応力の大切さを実感しました。

予想外の質問に対しても冷静に考えを整理しながら答えることで、柔軟な対応力を養う貴重な機会となりました。

● 今後の更なる成長に向けて
今回の合同ゼミでは、大阪商業大学の方々がホストを務めてくださり、スムーズな進行をしていただきました。

活動報告だけでなく、アイスブレイクやミニゲームを交えることで、ゼミの垣根を越えて31人が自然と打ち解けることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。

発表を通じた学びはもちろん大切ですが、こうした和気あいあいとした楽しい雰囲気の中で活動することが、より良い議論や意見交換にもつながることを実感しました。

今後のゼミ活動では、今回の学びを活かし内容の充実だけでなく、ゼミ全員で和気あいあいとした雰囲気の中活動できるように務めていきたいと感じました。またゼミ活動だけでなく、学生生活でもこの経験で学んだことを活かしていきたいです。

（３回生　小原 有羽・木田ほのか）