東北学院大学にて合同ゼミを行いました

山下ゼミは2月27日〜28日に東北学院大学（仙台）にて合同ゼミを行いました。合同ゼミでは、東北学院大学、阪南大学、尾道市立大学、そして私たち武庫川女子大学の4つの大学が集まりました。今回の合同ゼミの目的は「異なる地域の同世代との交流」、「日頃のゼミ活動の成果を学外に発信」の2点です。1日目は各大学のゼミ活動についての報告会、2日目は仙台観光を行いました。

地域中小企業の課題をディスカッション

1日目の報告会では、8つのグループに分かれてグループディスカッションや交流を行いました。東北学院大学は「介護福祉業界における人材定着の現状と対策」、阪南大学は「中小企業への取材」、尾道市立大学は「中小企業の海外進出と地域貢献」、武庫川女子大学は「山下ゼミの紹介と活動」について報告を行いました。フィールドワークを行っているゼミが多く、中小企業で働いている人の生の声を知ることができ、潜在的な課題を認識しました。

報告会の後は、各大学から持参した地域の自慢のお土産を食べながら「中小企業がこれから先も発展していくためにはどうしたら良いか？」というテーマでグループディスカッションを行いました。

日本の全企業数の99.7％を占め、日本の経済を支えている中小企業ですが、企業数の減少傾向が続いています。その課題を踏まえて、今までよりも更に地域に密着した経営を行う、IT化を促進し、生産性を向上させるといった様々な意見が出ました。報告会の後は懇親会を行い、学生同士でより親睦を深めました。

2日目は仙台うみの杜水族館と松島を観光しました。松島では食べ歩きや、観光船に乗車し、思い思いの時間を過ごしました。この2日間を通して学内では体験することのできない非常に有意義な時間を過ごすことができ、ゼミ生との絆も更に深まりました。

他大学の学生とともに学んだ最高の時間

1泊2日の合同ゼミを通して、学問的な成果だけではなく、グループワークや、ディスカッション、仙台観光を通じ、他大学のたくさんの学生たちと人間関係を築きました。他大学のゼミの雰囲気や研究方法、就職活動の情報共有などを知ることで、わたしたちのゼミは良い刺激を受け、今回の合同ゼミは私たちの学びにとって最高の機会になりました。また、他大学との合同ゼミは二度目であったため、前回の合同ゼミでの反省を活かし、今回は、報告会の質疑応答の時間では積極的に質問をすることで疑問に感じた点を解消していきました。

私たち山下ゼミは、これからチームに分かれ各チームで設定した課題研究に対し、フィールドワークを行いながら学びを深めていきます。今回の合同ゼミで学んだ相互の協力とチームワーク、プレゼンテーション能力や、適応性を活かしていきたいと考えています。

（3年　前川優希・山口莉央）