• 2025/02/05

    留学・海外研修

MUSC留学を終えて

A.N

私の母は武庫川女子大学の出身で、学部は異なりますが、この留学プログラムに参加していた経験があります。そのため、私は幼い頃からMUSCの話を聞き、留学への憧れを抱いていました。大学入学後、両親と相談を重ね、このプログラムへの参加を決意しました。しかし、実際に留学を決めた際は、自分の英語力に自信が持てず、授業についていけるか、現地での生活に適応できるかといった不安が尽きませんでした。それでも、この4か月間を振り返ると、多くの困難を乗り越え、かけがえのない経験を積むことができたと実感しています。この留学で特に印象に残っていることは3つあります。
まず1つ目は、日本とアメリカの文化や考え方の違いです。私たちは現地のアメリカ人高校生と交流する機会をいただき、トークやプレゼンテーションを通じてお互いの意見を交わしました。その中で、アメリカ人が自分の考えを率直に、堂々と表現する姿がとても新鮮に映りました。私はその姿勢に大きな刺激を受け、次第に自分の意見をしっかり伝える大切さを学びました。
2つ目は、ホームステイの経験です。私は2度にわたりホストファミリーに受け入れていただき、アメリカの生活を身近に体験する貴重な時間を過ごしました。特に印象的だったのは、Thanksgiving(感謝祭)の行事です。その日は家族全員が集まり、ターキーやマッシュポテトといった伝統的な料理を食べながら、子どもたちと一緒にボードゲームを楽しみました。この日は日本の行事とは異なる部分を感じることができ、私の留学生活の中でも最も心に残る思い出となりました。
3つ目は、現地でのイベントやスポーツ観戦への参加です。特にアイスホッケーの試合は、選手たちの迫力あるプレーや観客の熱気に圧倒されました。日本ではあまり馴染みのないスポーツを体感し、その魅力を知る機会になりました。また、バレエ公演「The Nutcracker」を鑑賞した際には、オーケストラの生演奏と華麗なバレエの融合に感動し、特別な時間を過ごしました。
この留学を通じて、言語や文化の壁に直面する大変さもありましたが、それ以上に得られた学びや感動が多くありました。現地で出会った人々や経験のすべてが、私の視野を広げ、成長に繋がったと感じます。この貴重な4か月間で得たものを、今後の人生に生かしていきたいと思います。

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