S.U

このアメリカ留学を通して私は数え切れないほどの思い出を作ることができました。私は元々英語に苦手意識を持っており、この留学に参加する勇気をなかなか持てずにいました。しかし、両親や友人に背中を押してもらい参加することを決めました。
留学するにあたって私は自分の中で「とにかく挑戦する」という目標を掲げました。留学に行くからにはたくさんの経験と思い出を残したいと思ったからです。MUSCでの授業は発言を求められる機会が多く、私は積極的に発言することを意識しました。間違っていたら恥ずかしいな、文法が分からないなと思う場面もありましたが、先生方は皆さんとても優しく、私の考えを汲み取りながら教えてくださったおかげで挑戦し続けることができました。授業が始まった最初の一週間は、全て英語で行われる授業に圧倒されていましたが、徐々に理解が深まっていき自分の自信へと繋がっていきました。ゴンザガ大学の先生の経営の授業は難しい部分もたくさんありましたが、先生に質問したり、寮に戻ってからみんなで助け合ったことにより乗り越えることができました。
授業以外の活動として、キャンパス内に併設されているJCC（日本文化センター)でのボランティア活動に参加しました。そこでは、スポケーンの地元の方々に日本の文化を紹介するということで茶道やソーラン節を行いました。この活動を通して、改めて日本文化の良さに気づき、地元の小学生や高校生と交流することでたくさんの思い出を作ることができました。
休日には、映画館に行って映画を観たり、アイスホッケー観戦に行き感動しました。
ホームステイでは、アメリカの文化や食生活を学ぶことができました。家の近くにある森にハイキングに行ったり、クリスマスツリーを農場で伐採し、装飾したり、Thanksgivingという収穫を祝う祝日では、家族や友人が集まり、アメリカの伝統的なご飯を食べました。ホストファミリーはとても親切でアメリカの自然や日常生活などたくさんのことを教えてくださり、本当に幸せなホームステイでした。
日本にいる間は、なかなか他のクラスの人と関わる機会がなかったので、この留学を機にたくさんの人と知り合い、仲良くなることができて本当に良かったです。この留学を通して、英語力はもちろん、自分の意見を伝える大切さ、助け合いの心、そして挑戦することの大切さを学びました。留学に行って本当に良かったです。