I.S
私は、この4ヶ月の留学プログラムに参加して本当に良かったなと思います。
しかし出発する直前は、英語に苦手意識があること、親元を離れて寮生活をするということ、食生活など不安ばかりでした。実際は心配していたほど不便はなく、4ヶ月楽しく過ごせました。
まず授業について、90分間英語しか聞こえないという状況におかれたのは初めてだったので、最初の1週間はしんどいなと思う時もありました。しかしMUSCの先生たちは、ゆっくりわかりやすく喋ってくれたので、すぐに慣れました。授業は11人で受けていたので、先生との距離が近いことと、ペアワークやグループワークが基本的なので、授業内で英語を喋らないといけない環境にあったことが良かったなと思います。
私は、先生に対して反応したり質問するということが、日本人とアメリカ人の授業を受ける態度で1番違いがあると思いました。最初の方1人の先生に、私たちの反応がないから理解しているかわからないと言われました。またゴンザガ大学の授業を一度私たちも参加させてもらった時に、質問コーナーで多くの学生が手を挙げていたことに驚きました。当たり前のことだと思われますが、日本の大学では改めて頷くことや質問することは大事なんだと気づきました。
向こうの先生が企画してくれたイベントはとても楽しかったです。1番記憶に残っているのはアイスホッケーです。普段実際にスポーツ観戦することはないので、大きい会場で観戦できて本当に楽しかったです。スポケーンのチームが点を入れた時の会場の盛り上がり具合が凄かったです。また、試合中に選手同士で喧嘩が始まったりするなど日本との文化の違いも感じられて面白かったです。また、ミュージカルや、バレエも観に行きました。バレエの演目はくるみ割り人形で、オーケストラの生演奏でした。衣装、セット、踊り、音楽が全て綺麗で可愛らしくて本当に観に行ってよかったです。この4ヶ月間で英語や経営のことについてだけでなく、精神的にも成長したと思います。大変なこともありましたが、毎日が新鮮で本当に楽しかったです。日本では体験ないことをたくさん体験できました。迷ってる人は絶対行った方がいいと思います!