M.H

このアメリカ分校留学は、私の人生観が変わったと言っても過言ではありません。また、語学や専門科目だけではなく人間的にも沢山学ぶべき点がありました。私がそう思った原因の経験をいくつか述べたいと思います。
まず、なんと言っても4ヶ月に及ぶ寮生活です。私は普段実家暮らしな上に海外で生活するということが初めてだったので、不安だらけでした。実際、寮生活を始めて最初の1週間は特に気を遣うことが多く自分のペースで動けないのでとても長く感じました。ですが、みんなが各自好きな様に過ごし始めその生活に慣れた頃には充実して楽しい寮生活を送ることができました。この経験で私はどんなに不安でもなんとかなるものだなと実感しました。
次に世界の出来事が他人事ではないと思ったことです。私は留学に行くまでニュースで報道されてる世界の事件や出来事は何処か他人事でフィクションの様に捉えてました。ですが、留学でその事件や出来事の影響を受けたりした物などを実際に体験して、当たり前のことではありますが本当に起きたことなんだなと感じました。それからニュースなどの見方が変わりました。宗教についても同様に、知識でしか知らなかったことが実際にその土地の文化として根付いてて人々は信仰しててとても興味深かったです。その経験として、ホームステイをした時にホストファミリーが教会に連れて行ってくれたことがあります。その際に現地の人達がご飯を食べる前に限らずお祈りしたり聖書を読んでいたりして私も体験させてもらい感慨深かったです。これらのことから私は行動してみればなんとかなるし、世界で起きてることは他人事ではないと学びました。
最後に、この留学を考えてる皆さんにアドバイスが2つあります。1つ目は、自分から何事も行動してください。留学に来たからといって受け身だと、寮は日本人だらけだし正直英語は伸びません。オフィスアワーなどを活用して学びに行く姿勢が大切です。現地のスタッフや先生はみんなフレンドリーで生徒思いなので、気軽に質問できます。2つ目は、休みの日を有効活用してください。基本土日は休みなので街に遊びに行ったり部屋で休むこともできます。私は留学前半は英語ばかりの生活で疲れていて一日中休んでいた日がありました。その為帰国する日が近づくにつれて、遊びに行きたい場所がまだ沢山あるのに自由な時間が少なくテストなどもあり予定をたてるのが大変だったので、休みの日の片方は遊びに行くことをお勧めします。
この留学は自分の人生にとって充実した非日常でした。この経験をさせてくれた親や先生方に感謝しかないです。