• 2024/02/13

    留学・海外研修

10代から20代になる節目の年に

S.H

「今しか行けないんだから行っておいで。」この家族の言葉が、留学に行くか迷っていた私の背中を大きく押してくれました。タイミングは今しかない、この貴重な機会を逃したくはない、何日も悩んだ末に私は留学に行く決断をしました。留学に行くことは私の人生の中で大きな挑戦でした。自分を変えるチャンスだと思うと、4ヶ月後の自分への期待が膨らみました。様々な不安がありましたが、実際にアメリカに行くと、想像以上に充実した日々が私を待っていました。
MUSCでの授業は日本の授業とは異なります。クラスは少人数なので、先生との距離も近く、質問もしやすかったです。また、日本では座学が多いですが、MUSCではペアワークやグループワークが多く、私は誰よりも積極的に発言することを意識し、授業に参加しました。日本の大学の授業では発言をする機会がとても少なかったですが、MUSCの授業では、新たな自分を出すことができた気がして嬉しかったです。
また、日本とアメリカの違いを実際に体感することができました。食事や自然、ホームステイ、スポーツ観戦、映画館、小学校や高校への訪問、ハロウィン、クリスマス、授業でのアウティングなど、ここには書ききれないくらいたくさんの経験をすることができ、その度に、あの時留学に行く決断をしてよかったと思うことができました。その中でも特に印象に残っているのはハロウィンです。人生で初めて仮装をし、先生方やRAも様々な仮装で私たちを楽しませてくれました。日本ではここまで本格的にハロウィンを楽しむことはなかったので、とても貴重な経験でした。
時には、寮での生活が難しいと感じたり、日本が恋しくなったりなど、マイナスな感情になることも正直ありました。しかし、留学に行ったことで得たものはとても大きく、英語に限らず、新たなことをたくさん吸収し、様々な面で成長することができました。この留学に参加した私の1番の目的は「自分に自信をつけること」でしたが、全ての出来事が本当に私の自信になりました。19歳と20歳の節目をアメリカで過ごすことができたことは、私の人生を大きく左右する期間だったように思います。最終的に留学を認めてくれた家族には感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも挑戦し続けることを忘れず、興味があることには積極的に全力で取り組み、まだ自分が知らない世界をたくさん見てみたいです。

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