• 2022/03/24

    インターンシップ

学びの課題を解決!文房具の新商品・販売企画

実践活動の目的
マーケティング実務への興味・関心や、マーケティング戦略立案スキルを養成するため、戦略立案演習をコンペ形式で実施致し、コクヨ株式会社のマーケティング職の社員と共に、課題に立ち向かいながら、学生様の将来に繋がる実践的な教育効果の獲得を目指す。

実践活動の概要
3人5チームに分かれ、「自主学習に適した文房具」「ICTツールを活用した学習シーンに適した文房具」という2つのテーマから1つを選び、それぞれの学習シーンから抽出した課題に対して、文房具を通じて解決する商品企画・販売企画を検討する。

始めにコクヨ側が実例を挙げ、文房具の商品企画・販売企画の流れ・要点について紹介。その後はチームごとに文具業界の現状や、コクヨの強みなどを調べ、全員で共有。その後はチーム別での活動へ移り、マクロ環境分析を行い、世の中の変化を知り、コンセプトの立案へつなげた。チームメンバーと何度も集まり、情報収集とヒアリングを重ね、新商品案を固めた。中間発表を行い、フィードバックをもらった後、さらに細かく値段設定やターゲットを決め、最終発表を行い、1位を決定した。

コンペ形式だったため、他の班がどのように活動しているかは分からず、最終発表で初めて他の班の商品についての発表を聞くこととなった。

実践活動での学び・発見
今回初めて商品企画をしてみて、思った以上に様々な要因について分析をしなくてはいけないことを知った。競合についてはもちろんだが、自社の強みを生かしつつ時代に沿った商品を考えることは容易ではないという事を実感した。この「時代に沿った」というのは文房具のことだけ見ればよいわけではなく、世代別の消費行動やSNSについて、宣伝広告の有効性やコロナ化やIT化によっての時代変化など、本当に沢山の事柄を広く見なければならないという事が分かった。また、商品案を考える際、ターゲットの声を聞くことの重要性を知ることもできた。想像だけで生み出した案に確実性はなく、消費者の意見を聞かなければ根拠のあるものは何も生み出せないことが分かった。

振り返りと次への準備
私はこの活動に対して誰よりも真剣に取り組めていたという自信はあるが、自分の全力かと言われればそうではないと感じている。結果的に1位をもらうことができ、結果は満足のいくものであったことは確かで、非常にうれしいことなので、次回もこのような結果が出せるよう、頑張りたいと思う。グループワークという事もあり少し不安だったが、班員の皆もとても意欲的で、スムーズに活動を進めることができ、協力し合うことができた。次の活動でもコミュニケーションを大切にし、仲間と協力して頑張りたい。

(経営学科2年村上岬・担当教員黄テイテイ)

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