得意の数学を強みにして文系学部を受験

−−武庫川女子大学の存在は知っていましたか。
兵庫県出身ですし、大学受験を意識する前から名前は知っていましたし、私の中では「女子大=武庫川女子大学」のイメージでした。
実は数学が得意科目だったのですが、高校2年生時の文理選択では、あえて文系コースを選択しました。数学は好きで得意だったのですが、理系コースだと物理や化学も学ぶ必要があります。物理や化学があまり好きではなかった上、少し苦手意識がありました。そこで、あえて文系コースを選択して数学を強みにした方が、大学受験の結果が良くなると考えました。
−−武庫川女子大学を受験した理由を教えてください。
子どもの頃からサプライズを仕掛けて人を喜ばせるのが好きだったんです。なんとなく商品企画やマーケティングというものを学べば、そんな気持ちのカラクリを知れたり、さらに多くの人を喜ばせることができるんじゃないかと考え、経営学部や経済学部などを受験するつもりでした。
自宅から通える大学の中で、武庫川女子大学経営学部ともうひとつ別の大学を受験しようと考えました。
−−文系学部の中で経営学部を選んだ理由を教えてください。
第一志望は偏差値で選んだ別の大学で、武庫川女子大学経営学部は第二志望でした。でも、武庫女はなんとなく気になって、急きょオープンキャンパスに参加することにしたんです。そうしたら校舎がとてもきれいでカッコ良かった上、説明会では「実践学習」の内容に興味を惹かれてしまって…。思わず第一志望と第二志望が入れ替わりそうになりました(笑)
−−武庫川女子大学の受験に向けて準備したことはありますか。
受験勉強をしていた時は通信制の高校だったので、勉強は自宅が基本でした。基礎をしっかり固めることを意識し、通っていた塾では苦手なところを個別に質問して解決しました。特に得点源の数学は「青チャート」を使って重点的に取り組み、大学過去問は3年生の秋頃から繰り返し解きました。
−−実際に武庫川女子大学を受験して感じたことを教えてください。
入試は一般選抜の3科目型傾斜配点方式と同一配点方式の両方で受験しました。科目は、当初の予定通りに国語、英語、数学を選択し、もちろん傾斜配点方式で得点が倍になる科目には数学を選びました。
経営学部の校舎なら、学びのモチベーションアップ!
−−実際に武庫川女子大学経営学部に入学してみていかがでしたか。
オープンキャンパスで感じた通り、校舎がとても素晴らしく、大学にいる時はほとんど経営学部の校舎内で過ごしています。経営学部の学生は校舎の4階より上も使えるので、経営課題演習の時は、グループのみんなと4階や5階のミーティングルームで議論やプレゼンテーションの練習をしました。また、1階のカフェや2階のレストランもよく利用します。ひとりの時でも、1階のカフェでドリンクを買ってから3階や4階のスペースで勉強すれば、モチベーションも上がります。
−−経営学部での学びの面で印象に残っているものを教えてください。
経営課題演習は大変なんですが、実践学習やインターンに参加すると「やってて良かった」と思うぐらい実践的な授業です。ここで鍛えたプレゼンテーションやレポート、発表、グループディスカッションの能力は、実践学習やインターン、就職活動など、大学の外に出れば大きな強みになります。私も最初は全部苦手でしたが、今では主体性を持って参加できるくらいの自信がつきました。
−−高校生の頃に興味を持った実践学習はいかがでしたか。
実践学習は1年生の時から、社会人と一緒に仕事をしながら学べるんです。普通は、2〜3年生のインターンで初めて企業で働く経験をする大学生がほとんどなのですが、1年生から企業で働く経験ができて単位ももらえます。
実は私、興味がある外部の長期インターンを探して参加し、それを自主企画の実践学習として大学に申請して認めてもらいました。主体性を持って前向きに活動する学生をサポートしてくれるのも経営学部の素晴らしいところだと思います。
大学生が欲しいもの、全部手に入ります!
−−将来の目標について教えてください。
人を喜ばせる仕事がしたくて、「誰かの不安を希望に変えたい」が私の人生の目標です。そんな目標を実現できる会社で働きたいと考えて活動していたところ、不動産会社から内定をいただきました。将来は不動産という大きな買い物をお手伝いできるように自分自身を磨くべく、大学在学中にFP技能検定2級と宅地建物取引士の資格取得をめざしています。
−−最後に、武庫川女子大学経営学部に興味がある高校生にメッセージをお願いします。
武庫川女子大学経営学部は、学びやアルバイトの経験、サークル活動や友達との時間、大学生が手に入れたいものが手に入る場所だと思います。
ただ、すべてを楽しむには「とりあえずやってみよう!」の精神が必要です。チャンスはたくさんあるので、少しでも興味があったり、「やってみようかな?」と思ったら、とにかくやってみてください。その経験が想像していない場所で役立ったりしますから。
3年生(2025.9取材)R.N(出身校:N高等学校)


