中難度の問題が数多く出題される傾向

−−武庫川女子大学の存在は知っていましたか。

地元なので、子どもの頃から武庫川女子大学の存在は知っていました。加えて、幼稚園時代の友人が武庫川女子大学の附属中学校に通っていたり、高校時代の部活の先輩が武庫川女子大学に進学して大学生活を楽しんでいる様子を聞いたり、常に近い存在だったと思います。

−−武庫川女子大学経営学部を受験した理由を教えてください。

高校生の頃は、まだやりたいことが見つかっていませんでした。ただ、やりたいことが見つかった時に役立つ学びはビジネスや経営だろうと考え、経営やビジネスについて学べる大学や学部を受験することにしました。あと、できるだけ早く合格したいと考えて、受験日程が早い武庫川女子大学経営学部の公募制推薦入試を受験し、さらに一般入試でも武庫川女子大学経営学部や他大学を受験しました。

−−武庫川女子大学の受験に向けて準備したことはありますか。

当時の武庫川女子大学の入試問題は、高難度の問題を少数出題するのではなく中難度の問題を数多く出題する傾向がありました。この傾向が受験予定だった大学入学共通テストと似ていて、「大学入学共通テスト対策＝武庫川女子大学経営学部の入試対策」のイメージで受験勉強をしていました。

−−実際に武庫川女子大学を受験して感じたことを教えてください。

公募制推薦入試は100分間で2科目を受験するという珍しい形式でした。各科目50分ずつの時間配分で準備していましたが、受験本番では100分間ずっと集中するのは大変で、後半は集中力がやや落ちていたような気がします。100分間を上手にマネジメントする準備が必要だと感じました。

能力が確実に向上した実践学習や経営課題演習

−−武庫川女子大学経営学部に入学を決めた理由を教えてください。

武庫川女子大学経営学部ともうひとつ別の大学も合格していました。合格後、それぞれの大学に足を運んでキャンパスを歩いた時、自分が学んでいる姿がイメージできて頑張れそうだと思ったのが、武庫川女子大学経営学部だったんです。また、もうひとつの大学に比べて通学時間が短いのも理由のひとつです。

−−武庫川女子大学経営学部に入学して印象に残っていることを教えてください。

一番は、経営学部の校舎が新しくてきれい、そしておしゃれということ。これだけで、大学に来て勉強しようという気持ちが強くなるから不思議です。1階のカフェが好きでよく利用しているのですが、校舎内におしゃれなカフェがあるの、ポイント高いですよ（笑）

−−経営学部での学びの面で印象に残っているものを教えてください。

経営課題演習と実践学習です。経営課題演習は、文献や市場の調査をはじめ資料づくり、プレゼンまでをチームを組んだ学生たちだけで取り組む授業です。毎週1階のカフェで飲み物を買ってきて、校舎内のフリースペースに集まってチームで議論や資料作成をしていました。大変でしたが、今振り返ると楽しい思い出です。

−−実践学習で学んだことを教えてください。

実践学習でも実務的な学びがたくさんありました。ただ、私自身も実践学習参加前はWebサイトに書かれていた「社会課題を直接体験」の意味がややイメージしづらく、その良さを十分に理解できていませんでした。実際に参加してみたら、自分がやりたいことが見つかったり、考える力や企画力、プレゼンスキルが身につくなど、社会に出て必要な能力が確実に向上したと実感しています。

−−これまでの大学生活の中で印象に残っていることを教えてください。

実践学習でお世話になった企業で、実践学習終了後も有償インターンという形で継続的に働いていて、アプリサービスに対する顧客からの問い合わせに対する返信やFAQ作成などを担当しています。ある程度の裁量も与えてもらっているので、貴重な経験であると同時にやりがいも大きいです。もちろん就職活動でのアピール材料にもなっています（笑）

武庫女の経営学部には仕事に生かせる学びがある

−−将来の目標について教えてください。

大学入学後の3年間で興味のある業界を見つけることができました。それがIT、繊維、化粧品という3つの業界です。どれも実践学習や授業を通じて興味を持った業界で、実際に就職活動でもこの3業界を中心に活動しています。

−−最後に、武庫川女子大学経営学部に興味がある高校生にメッセージをお願いします。

実践学習などを通じて多くの企業や業界を見て学んだり、社員の方々と一緒に働いたりできるので、まだやりたいことが見つかっていない高校生の人は、ぜひ武庫川女子大学経営学部で学んでほしいです。今の私にとって一番嬉しいのは「大学での学びは実社会で役立つ」と実感できることなのですが、ぜひ後輩の皆さんも武庫女の経営学部でそんな体験をしてくださいね。

3年生　A.K　出身校：兵庫県立西宮高等学校