競争倍率も比較して受験タイプを選択

−−武庫川女子大学の経営学部を受験しようと思った理由を教えてください。

高校生の時、家庭教師をしてくださっていた方のお子さまが武庫川女子大学の学生で、「受験してみたら？良い大学だよ」と教えてくれたもがきっかけです。その時、就職に強いとも聞いていたのも、受験を決めた理由のひとつです。

−−武庫川女子大学経営学部を受験した理由を教えてください。

父が事業主で自分の仕事に誇りを持って働く姿を、子どもの頃から「カッコいいな」と思って見ていました。そのせいか、自然に会社経営に興味を持つようになり、経営学部を受験しようと考えました。加えて、企業の人たちと一緒に働けて、社会に出て役立つスキルが学べる実践学習の存在を知ったのも受験を決めた大きな理由です。

−−武庫川女子大学経営学部受験に向けて準備したことはありますか。

絶対に合格したいと思っていたので、試験タイプの2科目型と3科目型を比べ、少しでも競争倍率が低いタイプで受験しようと考えていました。2科目型と3科目型を比べると、3科目型の方が競争倍率が低いようだったので3科目型を選択しました。入試対策は他学部を含め武庫川女子大学の赤本（過去問）に取り組みました。

社会に出て役立つ授業が満載

−−武庫川女子大学経営学部に入学して印象に残っていることを教えてください。

入学式の日に初めて経営学部の校舎を訪れたのですが、ホームページで見ていたよりもキレイでびっくりしました。「ここで勉強できるの?!」とちょっとワクワクしました（笑）。教室がガラス張りで最初の頃は恥ずかしい気持ちもありましたが、すぐ慣れました。むしろ、この開放感に心地良さを感じるようになりました。

−−経営学部での学びで印象に残っているものを教えてください。

経営課題演習が印象に残っています。先生から出された課題に対して、1週間の間にチームで議論を重ねてプレゼン資料を作成し、発表するという授業です。プレゼンスキルはもちろん、情報収集や企画をリアルに体験できました。とても大変でしたが、間違いなく社会に出て役立つと実感できる授業です。

−−実践学習はいかがでしたか。

実践学習では、映画館の新しい活用法を提案するプロジェクトに参加しました。企業の方々のアドバイスがとてもリアルで、私たちの提案に対してプロの目線からいただいたアドバイスは、大学の先生方とはまた視点が違うことに驚きました。また、企業の皆さんとコミュニケーションすることで、主体的に行動することの大切さ、待っているだけじゃダメなんだと改めて実感できました。

−−大学生活の中で印象に残っていることがあれば教えてください。

思ったより立地がよかったところですかね。最寄り駅も大学も徒歩圏内ですし、梅田でアルバイトもできます。大阪も神戸も到着までの時間はほぼ同じなので、遊びに行く先の選択肢も多いですよ。

自信を持って人前で話せるスキルが身につきます

−−将来の目標について教えてください。

まさに今、就職活動中です。最初は広告やマーケティングに興味がありましたが、もっと視野を広げたいと感じ、今は幅広い業界の企業説明会を聞いてみたいと考えるようになりました。さらに、地元である関西に貢献したいという気持ちも芽生えました。今は、関西企業のインターンに積極的に参加しています。その中で、業界よりも個々の企業の社風や社内の雰囲気を重視して就職先を決めたいと思いはじめています。

−−最後に、武庫川女子大学経営学部に興味がある高校生にメッセージをお願いします。

高校生の頃から将来の仕事ややりたいことを決めたり考えたりするのは難しいと思います。でも「いろいろな経験をしたい」や「自分を変えたい」、「引っ込み思案を直したい」と思っている人には、武庫川女子大学の経営学部はおすすめです。とにかく人前で話す機会が多いですし、プレゼンスキルもしっかり身につきますよ。実は私も人前で話すのが苦手だったんですが、「今はもう慣れました」と言えるぐらい人前で話す機会が多いんです（笑）

3年生　T.K　出身校：兵庫県立淡路三原高等学校