◎ 合宿の概要
山下ゼミでは、9月に2泊3日で神奈川県・東京都を訪れ、ゼミ合宿を行いました。
山下ゼミの合宿は、学生が中心となって企画・運営しています。今回の合宿では、①企画を立てて実行する力を身につけること、②集団行動を通じてチーム力やコミュニケーション力を高めること、③地域の観光や文化を実際に体験すること、の3点を目的としました。
当初は熊本県での実施を予定していましたが、7月に発生した地震を受け、安全面などを考慮して急遽行き先を変更しました。そのため、限られた期間の中で交通手段や宿泊先、訪問先を改めて検討することになり、計画を立て直す難しさを経験しました。
思うように準備が進まない場面もありましたが、予定通りにいかない状況の中で、どのように情報を共有し、役割を分担しながら一つの企画を実現するのかを考える機会となりました。
◎ 1日目:鎌倉・江ノ島で交流を深める
新横浜駅に到着後、最初の目的地である鎌倉へ向かいました。
鎌倉ではグループに分かれ、小町通りを散策しました。集合時間を意識しながら、それぞれのグループで相談して行動することで、普段あまり話す機会のなかったゼミ生とも交流を深めることができました。
その後は江ノ島電鉄に乗って江ノ島へ移動。夕食では全員で食卓を囲み、ゼミ生同士でゆっくりと話す時間を過ごしました。
宿に戻ってからは、合宿の準備段階から1日目までを振り返る時間を設けました。
準備や当日の行動について、良かった点だけでなく改善すべき点についても全員で率直に意見を出し合いました。「誰か一人に任せるのではなく全員で協力すること」「報告・連絡・相談を意識すること」など、残り2日間をより良くするために何が必要なのかを話し合いました。普段の授業ではなかなか話すことのできないことも含め、お互いの考えを共有する機会となりました。

◎ 2日目:振り返りを行動改善につなげる
2日目は八景島シーパラダイスを訪れました。最初に全員でイルカショーを見た後は、班ごとに計画を立て、水族館やアトラクションなどを楽しみました。
この日の行動では、前日の振り返りの成果も表れました。班行動中に現在地や集合時間を共有したり、電車での移動時には全員が乗り降りできているか確認したりするなど、報告・連絡・相談を意識した行動が増えました。
「振り返って終わり」ではなく、そこで出た課題を翌日の行動に反映できたことは、今回の合宿で得られた大きな成果の一つです。
また、途中から雨が降り、一部のアトラクションが利用できなくなったため、その後の予定を見直しました。前日の入浴時間に余裕がなかったことも踏まえ、横浜中華街での夕食時間を早めることを決定しました。
予定していた計画にこだわるのではなく、天候や時間などの状況に応じて判断し、全体のスケジュールを調整することの重要性を学びました。
夜は横浜中華街に行き、ゼミ生全員で中華料理を囲みました。食事をともにしながら、ゼミ生同士の交流をさらに深める時間となりました。


◎ 3日目:東京観光から学ぶ時間管理と集団行動
最終日は東京へ移動しました。
昼食には東京の食文化の一つであるもんじゃ焼きを味わい、その後、はとバスに乗車しました。東京タワーやレインボーブリッジなどを車窓から見学し、普段とは異なる視点から東京の街並みや都市の規模を体感しました。
続いて東京スカイツリーを訪れ、展望デッキから東京の街を見学しました。
一方、この日は昼食に予定より時間がかかったことで、その後に予定していたはとバスや東京スカイツリーの時間を変更する場面もありました。この経験から、団体で行動する場合には、予定そのものだけでなく、移動や待ち時間なども考慮し、余裕を持ったスケジュールを組む必要があることを学びました。
限られた時間の中でも、お互いに声を掛け合いながら行動したことで、最後まで全員で予定を終えることができました。


◎ 企画・運営を通じて得た学び
今回の合宿を通して、ゼミ生同士の交流を深めるだけでなく、企画を実行するための役割分担や時間管理、報告・連絡・相談の重要性を実感しました。
特に今回は、当初予定していた熊本から急遽行き先を変更し、短期間で計画を立て直す出来事があったことは印象に残った出来事です。予定通りにいかない場合にも状況に応じて柔軟に対応すること、困ったことがあれば情報を共有すること、一部のメンバーだけでなくチーム全体で協力して問題を解決することの大切さを学びました。
また、合宿中にはゼミの先生との個人面談も行いました。大学生活や就職活動、今後のキャリアについて考え、自分自身と向き合う時間にもなりました。
合宿後のゼミでは改めて全員で振り返りを行い、良かったことや改善すべきことについて意見を出し合いました。
2泊3日の合宿は、楽しい思い出をつくるだけでなく、実際に企画し、実行し、振り返るという一連のプロセスを通じて、チームで活動するために必要な力を学ぶ機会となりました。今回の経験を、今後のゼミ活動にも生かしていきたいと思います。
(3年 池田紗季、奥埜梨央、松井詩織、河野美緒)


