経営学部の実践学習の一環として、士業について学び、自分自身のキャリアについて考える活動に参加しました。活動では、弁護士や税理士、社会保険労務士、行政書士、弁理士、中小企業診断士など、それぞれの士業の役割について学びました。また、実際にカフェを出店することを想定したグループワークや学生同士でのキャリアに関する意見交換などを通して、士業と企業の関わりや、自分自身の将来について考えました。グループワークでは、店舗を出店、運営するためにはさまざまな許可や専門的な知識が必要であることを知りました。さらに、開業して終わりではなく、従業員の雇用や労働環境、法律上の問題など、事業を運営していく中でもさまざまな課題が生じることが分かりました。そこで、社会保険労務士や弁護士など、それぞれの専門知識を持つ士業が企業を支えていることを具体的にイメージすることができました。士業は単に専門的な手続きを行う存在ではなく、事業を継続していく上で経営者にとっても、働く側にとっても重要な役割を担っているのだと、自分たちで具体的な店舗運営について考える中で実感することができました。

また、他の学生とキャリアについて意見を共有する中で、理想とするキャリアは本当に人それぞれであり、千差万別であることを実感しました。自分にとってはマイナスだと思う条件が、別の人にとっては魅力的な要素になることもあり、仕事に対する価値観の正解は一つではないと気づきました。だからこそ、周囲の意見や一般的なイメージ、偏見だけで進路を決めるのではなく、自分が仕事や働き方、ひいては人生に何を求めているのかを理解した上で、自分に合ったキャリアをその都度選択することが大切だと学びました。また、グループワークを通して自分とは異なる考え方や価値観に触れることで、自分一人では気づかなかった視点に触れることができました。普段とは異なる環境でさまざまな意見を聞き、自分の考えと比較しながらキャリアについて考えられたことは、今回の活動ならではの貴重な学びとなりました。
今回、キャリアについて考える中で、自分が仕事を選ぶ際に本当に大切にしたい条件についてを改めて考えることができました。これまでは、公務員のような安定した仕事に就くことが自分に合っているのではないかと考えていました。しかし、自分の将来について具体的に考えていく中で、安定していることだけが、自分にとって譲れない条件ではないということに気づきました。もちろん、安定性も大切な要素の一つですが、それ以上に、リモートワークなど柔軟な働き方ができることや、職場での人間関係、さまざまな仕事に幅広く関われることを重視していることが分かりました。特定の分野だけを専門的に追求する仕事よりも、さまざまな業務を経験しながらできることを増やしていける仕事の方が、自分には合っているのだと分かり、さらに自己理解が深まりました。
今後は就職活動に向けて、企業の知名度や安定性だけで判断するのではなく、自分が大切にしたい働き方や価値観と照らし合わせながら、さまざまな仕事や企業について知っていきたいです。また、たくさんの方のお話を聞く中で、転職を何度も経験されている方のお話が特に印象に残りました。自分の価値観や環境も、これからさまざまな経験をする中で変化していくと思うので、その時の自分に合ったキャリアを考え続けていく働き方はすごく魅力的だと感じました。


