S.A
私は「日本を出て、新しい世界を見てみたい」という思いで留学を決意しました。両親も私の意思を尊重してくれ、快く送り出してくれました。約4ヶ月間の留学生活ではたくさんの良い思い出ができました。特にホームステイが貴重な経験になりました。ホストファミリーは私をとても温かく迎えてくれ、アメリカの重要な休暇であるサンクスギビングも共に過ごしました。日常生活の中でアメリカ文化の魅力もたくさん教えてもらいました。一緒にクッキーを作ったり、ゲームをしたりする時間はとても楽しかったです。サンクスギビングデーにはターキーやピーカンパイといった伝統的な料理を食べ、家族全員で感謝を伝え合ったりしました。また、私のつたない英語も聞き取ってくれ、意思を汲んでくれました。コミュニケーションが取れた時、本当に嬉しかったです。授業や寮での生活でも英語は使いますが、ルームメイトしか日本語を話せない環境のため短い期間でしたが、特に英語力がついたような気がしました。
また、日々の寮生活では、経営学部生21人とRA2人で生活する中で生活習慣や価値観の違いもありました。しかし、夜にグループでゲームをしたり、映画を観る時間は日本で暮らしていれば味わうことのない経験でとても充実していました。もちろん楽しいことばかりではなく、辛かったことや難しかったこともありました。その中で特に大きな試練となったのは食生活でした。アメリカの食事は味が濃かったり、脂っこいものが多く、スイーツも甘すぎることがありました。月日が経つにつれて慣れてはいきましたが、中々馴染めなかったのは少し辛かったです。また、栄養をバランスよく取ることも難しかったです。様々な味付けがあり、栄養をバランスよく取ることのできる日本食の素晴らしさを痛感しました。
アメリカでの4ヶ月は私にとって素晴らしい経験の毎日であり、日本とアメリカ両国の良さを知ることできた日々でした。アメリカでは自由と多様性が尊重されており、人々が積極的に意見を交わして議論をするということが印象的でした。授業の中でも多くのディスカッションの時間がありました。一方で、日本の調和や細やかな気遣いの良さも痛感しました。電車やバスが定刻に来ること、どこへ行っても街が清潔であることは当たり前ではなく日本の素晴らしさであると感じました。
この留学での経験を通じて自分自身の視野が広がり、成長することができました。よい仲間に恵まれ、無事に留学を終えることができ本当に良かったです。