公募推薦入試用赤本で対策
−−武庫川女子大学の経営学部を受験しようと思った理由を教えてください。
高校で受験校を決める時に先生から提案されたのが、武庫川女子大学を意識する最初のきっかけでした。その時同時に「就職はするだろうから、社会の仕組みや企業について学べる経営学部なんかが良いんじゃないか」と言われ、経営学部を受験しようと思いました。
当時はまだ、将来やりたいことや目標が見えていなかったので、経済や経営を学ぶ中で見つけられたらと考えました。思いました。あと、女子大学の経営学部は珍しかったことも受験の動機になりました。
−−先生の言葉以外に、受験する決め手になったものはありますか。
ホームページを見たら校舎が新しくてキレイだったんです。最初に見た時「これ、大学なの?」と思いました(笑)。こんなところで大学生活が送れたらいいなぁと思っていましたね。
−−武庫川女子大学経営学部受験に向けて準備したことはありますか。
経営学部は公募推薦で受験し、国語と英語の2科目で受験しました。実は高校が「全員共通テストを受験しなければならない」というルールだったので、国語と英語、日本史の3科目を受験しなければなりませんでした。なので国語と英語は、結果的に共通テスト対策が受験大学対策になりました。
それ以外の受験準備としては、公募推薦入試の赤本を何度も解いて傾向を掴みました。国語は現代文と古文のみだったので、漢文が苦手な私は助かりました(笑)
大学で「やりたいこと」が見えてきた
−−武庫川女子大学経営学部に入学して印象に残っていることを教えてください。
オープンキャンパスには参加しなかったので、4年間過ごす場所だと意識して大学に来たのは入学式の日が初めて。改めて見ると、エスカレーターやエレベーターといった設備に驚きました。また、最寄り駅から徒歩5分の場所に大学があるのも嬉しかったですね。他大学に通う友達の中には、駅から20分かかるという人もいましたから。
−−大学の設備でおすすめできるポイントを教えてください。
大学内のいろいろなところにレストランやカフェがあることです。その日の気分に合わせて食べる場所やメニューを選べるのは嬉しいです。大学生活の中で、学内での飲食はとても大切です。授業やゼミでグループ発表が増えてくると、飲み物やおやつを買い、みんなで集まって発表準備や議論、ミーティングが増えてきます。美味しいカフェメニューがあると、とてもはかどるんですよ(笑)
−−経営学部での学びで印象に残っているものを教えてください。
ゼミではマーケティングを学んでいますが、今までにないものを生み出すために考えを巡らせる商品企画がとても楽しくて、「私はアイデアを考えるのが好きなんだ」と気づきました。商品企画の仕事に携わる仕事ができればと思うようになり、就職活動もその気持ちを胸に取り組みはじめました。
−−大学生活の中で印象に残っていることがあれば教えてください。
経営学部の学生代表と言える学部幹事の副幹事長を務めました。経営学部をより良くするため、学生の代表として週1回集まって学生の要望を集めて大学や先生方に伝え、要望の実現に向けて交渉や調整を担当する役割を務めました。アンケート収集や分析、プレゼンや交渉など、経営学部で学ぶ内容を実践の場で活用する機会になり、とても良い経験になりました。
将来は商品開発の仕事に携わりたい
−−将来の目標について教えてください。
商品開発に携わりたいという想いがあるので、商品ごとのブランディングやマーケティングに取り組むメーカーへの就職をめざして会社説明会に参加しています。中でも、アパレルや美容、食品などのメーカーに興味をもっています。
−−最後に、武庫川女子大学経営学部に興味がある高校生にメッセージをお願いします。
武庫川女子大学経営学部は、自分の意識や行動次第で何でもできる場所です。大切なのは自分からアクションすること。失敗を恐れずに自分がやりたいと思ったことは素直に挑戦すべきです。そうすればサポートしてくれる先生もたくさんいるので、ぜひ武庫川女子大学経営学部に入学して先生方を頼ってください(笑)
3年生(2024.11取材)H.F(出身校:羽衣学園高等学校)