経営学科高橋ゼミの4年生3人で構成するチーム「BEER ME」が参加する全国ゼミ対抗商品企画コンテスト「Sカレ(Student Innovation College)2023」 総合優勝戦が2024年10月5日にオンラインで開催され、準優勝を獲得しました。
Sカレは全国ゼミ対抗の商品企画プロジェクトで、12月の最終プレゼンで優勝したチームは商品化権利を獲得し、翌年10月の総合優勝戦で商品化実績を競います。
BEER MEは「Z世代が共感!ストーリービール」テーマを提示したサッポロビール株式会社にレトロをテーマにしたストーリービールを提案。同じテーマに取り組んだ全国18ゼミの中で見事1位を獲得し、商品化権利を得ました。サッポロビール株式会社や網走ビール株式会社の協力を得て、ビールが苦手な人でも飲みやすいメロンソーダ味のデザートビール(発泡酒)「懐かしのレトロメロン」として、8月1日に期間限定で販売を開始しました。
BEER MEは適正飲酒や未成年飲酒について学んだ上で、協力企業と一緒に味や色、パッケージデザインを考えました。通販サイト以外に、グルメ系インフルエンサーへの掲載依頼、リール動画の作成、新宿ポップアップストアでの店頭販売、大学近くのカフェでのメニュー提供など、認知度向上や販売額向上に向けて取り組んできました(参考記事:武庫川女子大学HP)。
以下はBEER ME各メンバーの学びです。
【大町】
秋カン、冬カン優勝と商品化を実現し、そして最後の総合優勝戦で準優勝をいただけたことが本当に嬉しかったです!
Sカレに参加し、初めて企画を考えることに苦戦したり、夜中に何度も電話でミーティングをしたりと大変なこともありましたが、みんなでアイデアを出し合うことは本当に楽しくて、今ではいい思い出です。Sカレという活動を通して、企画を立案することやそれを商品として形にすること、商品化してからどのようにプロモーションをするかなど、考えなければいけないことが多く、新商品を作り出すことの難しさを感じるとともに、とても貴重な経験をさせていただきました。
まさか自分たちが立案した『懐かしのレトロメロン』が、実際に商品化し、たくさんのお客様の手に届けられるとは思ってもみなかったので、企業様を始め、高橋先生やゼミ生、アドバイスをくださり支えてくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
活動してきた約1年半、私自身も大きく成長でき、充実した楽しい時間を過ごすことができました。
【赤石】
まずは、秋カン、冬カンで優勝し、商品化を実現できたことをとても嬉しく思います。
私は大学生活の中で、何か一つのことに全力で打ち込む経験がしたいと考え、高橋ゼミに入りました。そしてSカレを通じて、その目標を叶えることができました。
チームメンバーと夜遅くまでミーティングをしたり、授業以外で学校に通ったり、企業の方と連絡を取り合ったりと初めての経験も多く、大変なこともありました。しかし、それ以上に仲間と目標に向かって努力できたこと、そしてゼロからアイデアを形にして商品が出来上がっていく過程がとても楽しかったです。
秋カンで優勝した後は、冬カンでも一位を取らなくてはと少しプレッシャーもありましたが、3人で意見を出し合い、常に妥協せず協力しながら企画を進めることができました。そして、企業の方々や先生、ゼミ仲間をはじめ、多くの方々の協力のおかげで優勝できたと感じています。
最初は色々な挑戦が待っていることに少し不安も感じていましたが、思い切って挑戦して本当によかったと心から感じています。この企画を通じて自分自身も成長できました。自分たちで企画を考え、実現し、多くの方に手に取っていただけたことは、誰もが経験できることではないと思うので、このような貴重な経験ができたことに感謝し、今後もこの経験を活かして成長していきたいです。
【岩元】
32大学38ゼミが参加する、秋カン・冬カンでテーマ優勝をいただき、念願であった商品化を達成することができました。さらに、総合優勝戦でも準優勝することができ、非常に嬉しいです!
秋カン・冬カンでは、同じテーマで取り組む他大学の企画案の緻密さやユニークさに驚かされ、不安を感じる部分もありましたが、私たちが実現したいことにこだわりを持って取り組むことができ、それが結果に繋がったと感じています。
冬カンが終わったあとは、本来の企画内容や、プロモーションの進め方と異なる部分で苦戦することもありましたが、チームの3人で毎回協力し、楽しみながら取り組むことができました。
特に、企業様とのやり取りを通し、企画した商品を実際に世の中に売り出す難しさや、徐々に理想の商品となっていく嬉しさを感じる機会は多くないので、Sカレに参加し、貴重な経験ができてよかったです。
また、「懐かしのレトロメロン」というデザートビール(発泡酒)の企画に携わったことで、自分自身の成長や自信にも繋がりました。改めて、担当企業様、高橋先生、ゼミ生、その他ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。この経験を、今後の就職先の仕事などでも、最大限活かしていきたいです。