「西口ゼミ初の模擬店出店!~Lemon Kitchenでの挑戦と得た経験~」
Lemon Kitchenへの挑戦
今回、私たちは本校の文化祭で、西口ゼミとして飲食ブース「Lemon Kitchen」を出店しました。ゼミメンバーだけでなく、経営学部の学生にとっても初めての飲食出店だったため、分からないことも多く、試行錯誤を繰り返しながら準備を進めました。苦戦する場面もありましたが、当日には多くの方にご来店いただき、行列ができるほどの賑わいとなりました。
ここからは、準備から当日に至るまでの過程についてお話ししていきたいと思います。
来場者に喜ばれる模擬店を目指して
今回の模擬店では、「来場者に楽しんでもらえる体験を提供すること」を目標に、メニュー選定から備品準備まで、全員で意見を出し合いながら進めました。まず、模擬店で人気のあるメニューを調査し、ハッシュドポテトと唐揚げ、レモネードを提供することに決定しました。次に、来場者に手に取りやすい価格を設定し、買い出しのスケジュールを組み、効率的な作業が行えるように調理工程を作成しました。さらに、外観デザインとポスター作成も並行して行い、店舗の目を引くような装飾に工夫を凝らしました。シフト作成では、メンバー全員がスムーズに業務をこなせるよう役割分担を徹底し、調理と接客のスキルを最大限に活かすことを意識しました。
予想を超える盛況ぶりと対応力
そして迎えた当日、予想以上に多くのお客様がご来店くださり、行列ができるほどの盛況となりました。しかし、1日目は想定以上の来店があったため、準備していた在庫がなくなり、追加で買い出しに行く必要がありました。そこで2日目は、前日の売上数を考慮して在庫をあらかじめ多めに用意し、価格も見直しました。その結果、2日目はスムーズに営業でき、買い出しに行く手間を減らすことができました。
営業中は、メンバーそれぞれの役割を全うし、運営の中でさまざまな工夫が生まれ、楽しみながら活動していました。トラブルや予想外の出来事がありながらも、チームワークを活かして瞬時に対応し、ようやく当日、私たちのお店が完成したと実感しました。
費用の管理
支出は以下のグラフの通りです。
仲間との協力で達成した充実感
文化祭を通して学んだことは、仲間との協力と、細やかな準備の重要性です。模擬店の成功には、一人ひとりの役割を明確にし、事前にしっかり準備することが欠かせないと実感しました。事前の準備段階での計画と分担が、当日のスムーズな運営につながったことから、今後もこうした体験を活かしていきたいと思います。また、来場者に喜んでもらえたことが大きなやりがいとなり、達成感を得ることができました。
(3年 安上真由 豊崎萌々)